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時計じかけのオレンジ

1971年公開の古い映画だが、今でも映画界を代表するような超有名『時計じかけのオレンジ』
映画好きなら、見たことなくても題名はみんな知ってるでしょうね。私も一度見たいと思いながら今まで見られなかったです。今回念願叶って、アマゾンプライムで視聴。

1971年って、私の生まれた年じゃない~そんなに前のだったのか!でもそんなこと感じさせない、全く色あせてません。
舞台はロンドン。アレックス率いる不良4人組は暴力、強盗、ドラッグ、セックスとやりたい放題。ある日アレックスは強盗に押し入った猫屋敷ばあさんを殺してしまいます。
その前に仲間内でもめ事が起こり、アレックスに不満な3人にはめられ彼だけ警察に捕まってしまいました。
アレックスは懲役14年を下されるが、早く出たいので更正治療のルドヴィゴ療法ってのを受けるんだけど・・・・・・という話。

有名すぎる映画だから内容はもちろん知ってました。でも実際見てみて、やっぱりよかったと思います。そして強烈な印象、見終わって数日経ってもこの映画について考えることがある。
表面だけ見るとただただ不愉快で気分の悪い。でも何が言いたいのかよく分からないけど、強いメッセージが隠れてると思う。スタンリー・キューブリック監督は何を言いたかったんだろうね。
ルドヴィゴ治療を受けて、彼は暴力等嫌う正しい人間になりました。だけどそれがいいのか悪いのか。劇中、刑務所の神父さんが言った言葉”それでは彼は選択できない。道徳的判断のできない、ただの生き物だ” ある意味神父さんだけが良心かなと思いました。何しろ登場人物がみんなおかしな人ばかりですからねー。
とは言いつつ、最後は元の暴力的人間に戻ります。・・・そしてまた非道な行いを繰り返すんでしょう。ただ以前と違うのは、表面的に分かりやすい暴力だけでなく、彼の人間性を国や政府に利用されるということ。
アレックスは自分の行動について、自分で考え自由にやってると思うかも知れない。でもそう見せかけて、政府から操られるだけかも。アレックスは本当の意味で人の形をしただけの、時計仕掛けの人間になったとか?

映画だけだと、アレックスが病院のベッドで「自分は治った」と言い終わりです。どうやら原作は続きがあるようです。それを読むと、この作品の印象がガラッと変わります。私の解釈も全く違う物になりますねぇ。。ま、これは映画のみということで

キューブリック監督らしく映像はきれいで、セットもおしゃれ。家とか47年前とは思えない、popでカワイイ家具いっぱいです。衣装も素敵。だけど~アレックスのお母さんの服、なんだーあれ。あれは絶対魔法使いサリーちゃんの服よね!監督マネしたの!?

アレックスが治療から家に戻って、ペットの蛇バジルちゃんがいなくてお父さんに聞いた時の”あ、その・・つまりお亡くなりに・・・・”っての、やりとりがおもしろくて笑ってしまったよ~。蛇なんてそうそう死なないでしょーよ!なんで死んだ?

あのルドヴィゴ治療、これもなんか、大爆笑してしまった~知ってたけど、実際見るとねぇなんかおかしい。あんな治療、絶対いやです。絶対受けたくない!!
でも現実でもあれほど過激じゃなくても似たようなのがあるよねぇ。犯罪者にはいいのかもしれない。

お母さんもお父さんも、先生も刑務所の人もみんな変な人ばかり。ラスト病院で、アレックスが元の恐ろしい人間に戻ったのが分かり優しい笑顔を浮かべる女医さん、一番怖かったわー。改めてキューブリック監督の奇才ぶりを見たような気がした。

2時間以上と長い映画でも、集中途切れることなく最後までしっかり緊張感持って見られました。とにかくこれは芸術性も高い内容も素晴らしいと思うが、すばらしい=おもしろい、楽しい映画とは限らない。はっきり言って後味悪く、ホント胸くそ悪い映画ですから。見慣れてるとか耐性あるならいいですが、そうじゃない誰でも気軽に見てみよー♪っていう映画じゃない。そんなことしたら、痛い目に合いそうだ。
はぁ~しかし、映画を撮るのって本当に大変だね・・
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