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ゲット・アウト

去年アメリカで公開された「get out」。アカデミー賞でも話題になっていたので見ようかと思ってた映画。何となく見ることなく今年になってやっと見た。

黒人であるクリス・ワシントンは、白人のローズ・アーミテージという恋人がいた。2人は結婚を考えていたのでアーミテージ家に挨拶に行くことになる。自分が黒人なので、恋人家族に受け入れて貰えるか心配なクリス。”だいじょ~ぶよ~ウチの家族は黒人OKだから♪”とローズ。
特にアメリカのどこが舞台ってのはないのですが、風景や家の様子からして明らかにアメリカ南部地方ですね。南部は黒人差別が今でも根強く残ってるところ。絶対大丈夫じゃないよ!
家族や集まった親類友人たちは、まあ歓迎ムード。”黒人サイコーこれからは黒人の時代よねー”とか言ってるけどなんか雰囲気が怪しい・・そう、結婚許してみんなで仲良く暮らしていく・・・とはならないんですね~もちろん。

私は、よくあるような黒人さらって奴隷にするとか?想像してましたが違った。アーミテージ家の人たちはこれより更に上の黒人利用方法をやっていました。まあひどい話だ。
確かに、お客さん達が黒人はいいねって言っていた。何をしていたか分かるとセリフの意味も分かってきます。
白人にとって黒人は身分が下で見下す対象でありながら、身体的特徴は優れている点もあり、ある種憧れとか成り変わりたいと思う人もいるんでしょうね。
アーミテージ家にはその犠牲者でもある黒人が何人かいて、その人達はとてもかわいそうでした。だって自我が残ってますから。時々情緒不安定みたいになる。使用人ジョージナ、いい感じで不気味でした

終始緊張感ある映画の中でクリスの親友の警備員のロッドが出ると、まーまーおもしろくてほっとできます。彼だけはクリスがアーミテージ家に行くことに不安を持っていました。行方不明のクリスを探すのに警察行って相手にされなかったりちょっとかわいそうだったけど、ロッドの的外れな(しかしだいたい合ってる)推理も笑えた。ロッドは必要なかったという感想を持つ人もいますが、私はこの作品に欠かせない人物だと思っています。

5億と安い制作費で作られたのに関わらず、本国アメリカでは大ヒットだったが日本ではあまり話題にならなかったよう。理由は簡単、日本では黒人差別が身近じゃないからでしょう。映画の中には今も続く黒人差別と関連する細かい演出がちりばめられている。このへん普通の日本人には全く分からない!アメリカ人なら、細かい伏線もすぐ分かりそう多分・・。かなりおもしろい作品なのにもったいないね。日本人は解説付きで見たらとても楽しめる映画だと思います。

ラストはハッピーな形で終わりました。でもこれ元々はバッドエンドの予定だったそうです。ジョーダン・ピール監督によると”トランプ政権に変わったのでラストを変えた。現実があまりにも辛いんだから映画の中くらいは救いを与えたかった”だそうです。そうなんだ・・・・。
私は本来バッドエンド鬱展開好き、ハッピーエンドの話など見ないのだが、これに限ってはこのラストで本当に良かったと思いました。あのラストじゃなければなんか辛すぎるですよ

私の大好きな映画評論家の町山智浩さんが解説している動画がありました。町山さんの映画評論は細かくて分かりやすくて大好きですこれを見ればゲット・アウトもよく分かる!よかったらどうぞ。
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