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トライアングル

有名な俳優とか出ていないし公開当時特に話題になったわけでもない、まあB級サスペンスホラーでしょう、と思って見たら意外と興味深い作品でした。英、豪合作2009年公開。日本では2011年公開。
シングルマザーのジェスは、自閉症の息子トミーと暮らしている。トミーを育てるのに悩みも多いイライラしている。ある日友人に誘われヨットクルーズに行くことに。計6人で海に出ると、晴れていた天気がどんどん悪くなってしまいついに転覆する。全員海に投げ出されるも、たまたま近くにいた豪華客船に乗り込むことに成功する。しかし船内には誰もいない6人は困惑するばかり。広い船内をうろうろしていると、頭にずだ袋をかぶって顔を隠した人が現れ銃を持ってみんなを襲いだし・・・・・・

最初は何が何だか・・どーなってるのこの話?って思いましたが、終盤になってだいたい意味が分かりました。「トライアングル」のタイトル通りです。
クルーズに行く前ジェスは、トミーと共に交通事故に遭います。そこでジェスとトミーは死んでしまったんです。死後ちゃんと行くべき所に行ったトミーとは違い、そのまま現世にとどまるジェスは予定通りにクルーズに行きます。ジェスは、クルーズに行く日の朝→交通事故→海での出来事→クルーズに行く日の朝 を何度も繰り返しているということです。
これはとても辛い無限ループ地獄です。ジェス本人もこれに気づき、この地獄から抜けようと奮闘します。でもなんか違う、これでは抜けられないよね・・・頑張っても同じことの繰り返し、何度も友人を殺して、客船には同じ人の死体が積み上がっていくだけ。見ていて絶望感が沸いてきました
抜ける鍵としては、交通事故の時出てくるタクシー運転手(この世の者でない死に神?みたいな存在)にこれからどこ行く?みたいなこと聞かれる時かな。ジェスが”ヨットハーバー”って告げる限り無限ループ地獄は終わらない。
ジェスは自分の死体も見てるわけだし、死んだってことに気付いてないわけではない。では何故同じこと繰り返してるのか、それはやっぱり罪悪感なんでしょうね。
ジェスはどうやらトミーを普段から虐待していたようです。きっとそんなことしたくなかったけど、やってしまったのでしょう。だから”虐待する私は死んだ。今度の私はそんなことしない。子供をかわいがって育てる!”ってことでしょうか。
はぁ~現世で死んでしまったらそれはもう無理なんよ~肉体のなくなった魂は一度しかるべき所に行って、またイチから仕切り直さないと!
罪悪感を持ったままだとどうなるか(自死も似たようなものかな?)知識として知っていても本当の恐ろしさは分からないが、映像化して目で見える形にしたのはよかったのでは思います。反省は大事。でも罪悪感は本当に恐ろしい!

この作品は、映画としてはどうかな~?ジェスは死んでいたとして、ほかの友人達はなんだろう?毎回出てきて殺されてるから、みんなも既に死んでいる人ということか。ちょっと分からないです。ジェスは同じ空間に2人いられるが、彼女以外はみんな死んだ時点で終わり、同時期に登場することはない。ここがジェスとそれ以外の人との明確な違い・・とすれば、友人達はみな普通に生きていて、映画の中の友達はジェスの幻想とか??うーむ、もうちょっと映画として上手く作れなかったのか、という気もしないでもない。
でもまあ、そこは置いといてスピリチュアル的にもいい話だと思いました。なかなかおもしろかったですよ!怖いの苦手な人にもお勧めかもです。
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